不登校のご相談
お子さまが学校に行きたがらない、あるいは行けなくなっている状況は、ご本人にとっても保護者の方にとっても非常に辛いものです。当院では、不登校を単なる「怠け」や「甘え」と捉えるのではなく、その背景にある心理的・環境的な要因を丁寧に紐解き、お子さまに合わせた解決策を共に考えていきます。
このような不登校・行きしぶりのお悩みはありませんか
- 朝になると体調不良を訴えることが増えた
- 学校の話題を出すと不機嫌になる
- 遅刻や欠席が増え、生活リズムが乱れている
- 自分の部屋に閉じこもりがちである
- ゲームやSNSに費やす時間が極端に増えた
- 「学校に行きたい」と言うのに行動が伴わない
- 保護者としてどのように接すればよいか分からない
不登校の背景に隠れている主な要因
不登校のきっかけや継続の理由は一つではありません。不安や抑うつ、発達の特性、人間関係の悩み、学習上の困難など、複数の要因が複雑に絡み合っていることが一般的です。まずは原因を整理し、現在のお子さまに必要な支援を検討することが大切です。
| 発達障害の特性 | ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)など |
|---|---|
| 学習面の困難 | 読み書きや算数など、学習障害(LD)に伴う苦手意識 |
| 精神疾患・症状 | 不安症、社会不安症、うつ状態、強迫症など |
| 環境的な要因 | いじめ、友人関係の悩み、教師との関係、受験のストレス |
当院における不登校支援の取り組み
医療機関として、専門的な視点からお子さまとご家族をサポートいたします。
初診60分での丁寧なカウンセリング
初診時には60分という十分な時間を確保し、お子さまご本人の思いだけでなく、保護者の方のお話も含めて多角的に状況を整理します。
発達特性や学習能力の評価(心理検査)
必要に応じて、WISCやWAISなどの知能検査や学習障害の評価を行い、本人が抱えている「生きづらさ」の正体を客観的に把握します。
保護者の方のみのご相談も可能
お子さまが受診を拒否している場合でも、まずは保護者の方のみでご相談いただくことが可能です。家庭での接し方についてアドバイスを差し上げます(家族相談は自費診療となります)。
学校・関係機関との連携
医療的な診断だけでなく、主治医意見書や情報提供書の作成を通じて、学校と適切な情報共有を行い、環境調整を支援します。
不登校から回復するまでのステップ
不登校の回復には段階があります。焦らず、お子さまの状態に合わせた適切なアプローチを行いましょう。
-
第一段階:心身の休養
まずは家庭を安全な場所とし、心身を安心して休める環境を整えます。 -
第二段階:生活リズムの再構築
心にエネルギーが溜まってきたら、少しずつ規則正しい生活リズムを取り戻します。 -
第三段階:活動範囲の拡大
家庭外への外出や、趣味の活動など、少しずつ活動量を増やしていきます。 -
第四段階:進路の検討
学校復帰だけでなく、本人の特性に合った別の進路や学びの場を検討します。 -
第五段階:再発予防とフォロー
新しい環境に適応できるよう、継続的なサポートを行い、再発を防ぎます。
よくあるご質問
| 学校に全く行けていなくても受診できますか? | はい、可能です。現状を把握し、今後の進め方を一緒に考えていきましょう。 |
|---|---|
| 本人が来院を嫌がる場合はどうすればいいですか? | まずは保護者相談(自費診療)をご検討ください。親御さんの対応が変わることで、ご本人の状況が変化することもあります。 |
| 学校へ提出する診断書は書いてもらえますか? | 医師の診察の結果、必要と判断された場合には診断書の作成が可能です。 |
| 発達障害かどうかを調べることはできますか? | はい。診察や各種心理検査を通じて、特性の有無を確認することができます。 |
