メニュー
第8回 フェスタ・ドゥ・アンジェ ご参加のお誘い
お知らせ

お知らせ

アンジェ心療クリニック > お知らせ > 第8回 フェスタ・ドゥ・アンジェ ご参加のお誘い

第8回 フェスタ・ドゥ・アンジェ ご参加のお誘い

2017.10.05

ごあいさつ
毎年年末に発表される“今年の漢字”、数年前の「絆」の一文字は今も私たちの記憶に残っています。東日本大震災のこの年、何かの助けにならないかと多くの人がその地に集いました。それから毎年日本のどこかを襲う自然災害でも、自主的なボランティアがそれこそ世界中から集まり、そこに絆が生まれています。しかしその一方で私たちは、自分の倫理に反する人を徹底的に排除します。せっかくの「絆」を壊されるような気持ちになるのでしょうか。テレビの画面に映し出される被災地に集まる優し気な眼差しの人たちと、他の報道番組での他人の不幸を徹底的に味わい尽くす人たちは、まったく別の人種なのでしょうか。それとも同じ人間の持つ二面性なのでしょうか。いつか「揺るぎない絆」という意味の漢字が、私たちの目に触れる日が来るのでしょうか。
今年のフェスタはこれまでと趣向を変え、プレイバックシアターを行います。誰の心のなかにもある、大切な思い出を即興演劇で見ていただく不思議な舞台です。皆さん是非ご参加ください。
アンジェ心療クリニック 院長 諸江健二

日時:平成29年10月28日(土) 13時より16時まで
場所:アンジェ心療クリニック
参加:無料
―プログラム―
1.医学展示のコーナー
① 漢方薬の展示とシナモンティーのサービス (午前の診療時間9~12時半)
 漢方薬は「生薬(しょうやく)」といいその多くは私たちの身近にある薬草で出来ています。中国では漢方、その影響を受けた英国ではハーブと呼ばれ、いずれも健康に対し自然のものを利用するという思想が流れています。
お菓子や料理に使うシナモンは漢方では桂皮(ケイヒ)、我が国では一般には肉桂(ニッキ)と呼ばれ漢方の重要な素材で桂枝茯苓丸、桂枝加芍薬湯などに使われています。
 
② 院長による漢方薬ミニレチャー (13時半~ )
 漢方と西洋薬はその成り立ちも、ヒトに対する考え方も全く違います。漢方薬がどのように生まれ、医療者はどのように使っているのかについて、院長のお話しを聞いてみてください。
2. ナース RIE の10分ヨーガコーナー
 ヨーガは当院の治療活動にも取り入れている重要なセルフケアのひとつです。ヨーガ療法士の資格を持つ当院看護師RIEさんのヨーガの紹介ブースでは、短時間で体に効く、心に効くヨーガをマンツーマンで体験できます。
3.プレイバックシアター (14時半~ )
1973年、ジョナサン・フォックスという無名のアメリカ人がコネチカット州の小さな町で始めた一風変わった演劇スタイルは、瞬く間に世界中にムーヴメントを起こし、ニューヨーク(グランウンドゼロ)や戦争被災地などでも行われるようになりました。そしてついに院長率いるこのアンジェでも上演されます。演じられるのは、参加したあなたが主役の人生です。見終わった後、プレイバックの意味が、改めてあなたの心に残っていることでしょう。
4.小物とお菓子のお店 Memoire(メモワール)
社会復帰訓練のためショートケアに通所されておられる方々の手作りの小物、クッキーやパウンドケーキと紅茶のセットを用意しています。        待合室でお馴染みのオリジナルストラップ新作も出荷できました。
(クッキーorケーキのセット 200円也)