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11月開催 第四回「フェスタ/・ドゥ・アンジェ」のお知らせ
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11月開催 第四回「フェスタ/・ドゥ・アンジェ」のお知らせ

2013.10.20

アンジェ心療クリニックを開業し4年目に入りました。その間、刻々と価値観の変転する日本のなかで精神疾患は増え続けています。精神科・心療内科のクリニックは地域にごく当たり前に存在するようになりましたが、その分社会が優しくなったかと言われれば、むしろ逆のような気がします。世の中はどんどん変化し、人々は息切れしながら必死でついていく。何か大きなことが起きては、すごいスピードで忘れ去られていく一年だったような気がします。

そのような中でも、これまで未知の領域だった脳科学の研究が進み、誤解の多かった精神疾患は徐々に解明されてきました。それに伴い健康の概念も徐々に変化してきています。今回のフェスタは、そのような最先端の医学と古くからある大切なものとを、講演という形で試みました。皆様どうぞおいでください。

日時:平成25年11月9日(土) 13時より16時まで

場所:アンジェ心療クリニック

参加:無料

プログラム

1.医学展示のコーナー(常時展示)
@症状を体験する
脳や心の症状は他人には分からないものです。「この大変さをもっと周囲の人が分かってくれたら」社会はもう少し  優しくなるのかもしれません。近年解明されてきたADHDの主観的体験「バーチャルADHD」。また幻覚症状を疑似体  験できる「バーチャルハルシネイション」を展示しています。

A スーパーナースリコちゃんの「色でみる健康度、活き活き度チェック」
色彩は目を通し、人のこころや体に知らず知らず大きな影響を与えています。あなたのこころの状態を色でチェック  。身近な生活での色彩の活用方法や元気になる色、落ち着く色を、色彩心理学を学んでいる看護師・福冨と一緒に探  しましょう。

B 漢方薬の展示
漢方薬は「生薬(しょうやく)」といい、多くは私たちの身近にある薬草で出来ています。実際に見て触ってみてください。そのひとつひとつに昔の人の知恵が隠されています。

2.講演 (第一部 :13時〜14時)
@「漢方講座〜自分の体と向き合ってみましょう〜」           薬剤師 小倉佑樹
元ミュージカル俳優にして“歌う薬剤師”、小倉佑樹(ゆうき)先生の漢方体験ワークショップ講座です。病気は体のバランスの乱れからおきる、という漢方医学の考え方から「陰・陽」「五行論」「気・血・水」を、簡単なチェックシートで発見。どんな漢方が自分に合うのかを、みつけてみましょう。


A「我が国の教育と不登校」        PES個人教育会  教育サポート高等学院  古瀬元博
院長がボランティアで相談医をしている、不登校支援塾・学校の古瀬代表は、これまで小中高等学校の現場で長く勤められた経験から、教育制度と現代の子供たちの置かれている現状について教えていただきます。
 講演 (第二部 :14時半〜15時半)       


B 「どれくらいの運動ならできますか?」       別府大学食物栄養科准教授 吉村良孝
吉村先生は大分県の民放テレビで高齢者の健康体操講座で有名な先生で、大学では栄養学と共に、効果的な筋力アップ やダイエットを専門にご研究されています。目指す体力をつけるには、どのくらい運動したらよいのかについて楽しく お話ししていただきましょう。

C 「病気を持ちながら働くとはどういうことか?」就労支援センター ノーブルジョブアシスト支援員 花田敏夫 「病気を治して完全に健康になってからでないと働けない」と悩みながら何年も療養も続けておられる方が多いなか、 障害者雇用が増え病気を持ちながら働く人が近年増えてきました。そのようなことが何故可能なのでしょうか。働く人 に関わり続けている支援員の花田さんのお話しを聞いてみましょう。

D 院長講演   「ここまでわかった発達障害」アンジェ心療クリニック院長 諸江健二
近年、社会を席巻している言葉「発達障害」。“障害”という言葉に多くの人は戸惑っておられると耳にします。
発達障害とは果たして病気なのか?そして治せるものなのでしょうか?最先端の医学で解明されているその性質と訓練 の方法について分かりやすく解説します。

3.アンジェカフェ
社会復帰訓練のためショートケアに通所されておられる方々による手作りスイーツの数々をご用意して皆様のご来店をお待ちしています。
メニュー:キャラメルナッツタルト、チョコクッキー、チーズクッキー、コーヒー、紅茶etc. 百円〜二百円也)