PARS-TR(親面接式自閉スペクトラム症評定尺度)
PARS-TR(Parent-interview ASD Rating Scale - Text Revision)は、自閉スペクトラム症(ASD)の特性を、保護者の方への面接を通じて評価するための評価尺度です。お子さまの現在の様子に加え、乳幼児期から現在までの発達や行動の特徴を詳細に確認することで、特性の有無や程度を客観的に把握できます。
PARS-TR(自閉スペクトラム症評価尺度)とは
PARS-TRは、公認心理師が保護者の方から丁寧にお話を伺い、お子さまの特性を深く理解するための検査です。単なる現在の行動チェックにとどまらず、発達の経過をさかのぼって確認することで、一人ひとりに合わせた適切な支援へとつなげることができます。
このようなお悩みや困りごとがある方におすすめです
- 自閉スペクトラム症(ASD)の可能性が気になる
- 発達障害の有無について詳しく調べたい
- 学校生活や集団生活で、周囲とのなじめなさを感じている
- コミュニケーションや対人関係に苦手さがある
- 特定の物事への強いこだわりや、感覚の過敏さが目立つ
- 医師からより詳細な発達評価を勧められた
PARS-TRでの主な評価項目
公認心理師が保護者の方へ面接を行い、以下のような項目について詳しく確認します。
- 幼少期から現在に至るまでの発達の経過
- 言葉の出方やコミュニケーションにおける特徴
- 対人関係の築き方や社会性の発達
- 興味や関心の偏り、特定の物事への執着
- 繰り返される動作や日常生活でのこだわり
- 音・光・触覚などに対する感覚の過敏さ・鈍さ
- 日常生活を送るうえでの具体的な困りごと
この検査は、お子さま本人への直接的な検査ではなく、保護者の方への聞き取りを軸に進めていくのが特徴です。
当院における検査の実施と診断の補助
PARS-TRは、それ単独で診断を確定させるものではありません。当院では医師の診察結果やこれまでの経過、さらに必要に応じて実施する知能検査(WISC・WAISなど)などの結果を総合して判断いたします。
検査の結果は、お子さまの特性を正しく理解し、ご家庭や学校での適切な関わり方を検討するための重要な資料として活用されます。
検査にかかる所要時間の目安
| 保護者面接 | 約60分程度 |
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※お子さまの発達歴やご相談内容により、終了時間が前後する場合がありますので、余裕を持ってご予約ください。
検査実施までのステップ
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医師による診察
まずは医師の診察を受けていただき、現在の困りごとや検査のご希望についてご相談ください。 -
検査の適応判断
診察の結果、医師が必要と判断した場合にPARS-TRの実施が決定します。 -
予約と検査の実施
予約した日時にご来院いただき、公認心理師が保護者の方への詳細なヒアリングを行います。
