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第五回フェスタ・ドゥ・アンジェのお知らせ
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第五回フェスタ・ドゥ・アンジェのお知らせ

2014.10.15

第五回 フェスタ・ドゥ・アンジェ 開催のお知らせ       

ごあいさつ

アンジェ心療クリニックを開業し六年目に入りました。病気で苦しむ人達と社会構造の変化は決して無縁ではありません。超高齢化社会を迎え昨日まで普通にあった医療サービスが横文字になり細分化されていくなか、私たちは何を信じてよいのか分からないまま、毎日を不安に耐えながら生きているような気がします。「おもてなし」という日本語が流行ったのも、これまでは当たり前だった日本の習慣が、だんだん少なくなってきているからなのかもしれません。フェスタと名付けたこのイベントでは、古くからある薬の最先端の形や研究、薬に頼らない医療としての運動やスポーツの大切さなどをご紹介すると共に、社会復帰をされた方の講演を聞いていただきながら皆さんと明日の医療について考える機会を持ちたいと思っています。

                              アンジェ心療クリニック 院長 諸江健二

日時:平成26111() 13時より16時まで

場所:アンジェ心療クリニック

参加:無料

―プログラム―

1.医学展示のコーナー(常時展示)

①症状を体験する

 脳や心の症状はなかなか他人には分からないものです。近年大人の発達障害として注目されているADHDとはどのような障害なのでしょうか。その脳内のメカニズムが解明され、発達障害の子供さんの視点でこの障害を体験できる機械「バーチャルADHD」を展示しています。

②スーパーナースリコちゃんの「音はこころをトリコにする♪」

 音楽には不思議な力があります。耳から入ってきた音楽は、脳を刺激し、手足でリズムをきざみ、心を満たし…全身をトリコにさせるのです。リコちゃんの研究発表、今回のテーマは音楽に関する不思議を紐解き、音楽と心の結びつきについてご紹介します。

③漢方薬の展示とミニレクチャー

 漢方薬は「生薬(しょうやく)」といいその多くは私たちの身近にある薬草で出来ています。漢方と西洋薬はその成り立ちも、ヒトに対する考え方も全く違います。漢方薬がどのように生まれ、医療者はどのように使っているのかについて、院長のお話しを聞いてみてください。

*院長による漢方ミニレクチャーは13時半に行います。

2.講演 (14時~15時半)

(1)「スポーツ選手は頭がいい!?スポーツは脳に良いの?」 別府大学食物栄養科准教授 吉村良孝 

 吉村先生は大分県のケーブルテレビで放送されている高齢者の健康体操講座で有名な先生で、大学では栄養学と共に、効果的な筋力アップやダイエットなどを専門にご研究され、運動やスポーツの専門家でもあります。昔から「運動はストレス発散によい、スポーツは人格形成や思考力によい」と言われ就職の際も学生時代のスポーツ経験の有無を問われたりもしますが、その科学的な検証についてお話しをお聞きします。

(2)当事者による講演  佃 敏徳 氏  演題「80回の挑戦 ~私の闘病体験記~ 」

 辛い闘病生活を克服し、無事に職場復帰を果たした体験をお話ししていただきます。病気が治らないどころか、正体さえ掴めない絶望的な日々を体験した佃さんが、何を支えに、どうやって病気を克服されたのか。今、まさに苦しんでおられる方々に病気を乗り切るヒントが得られるかもしれません。

(3)院長講演  「病気の解明と新しい治療法のお話し」

 医学の始まった古くから人は病を克服するため、様々な治療法の開発に取り組んできました。精神科領域でも病気の解明と薬剤をはじめとする治療法は日々進んでいます。最先端のテクノロジーを駆使した新しい薬剤の姿や、治療法の進歩。更には薬を使わない治療にはどの程度の効果があるのか?など現代精神医学の最新情報を分かりやすく解説します。

3アンジェカフェ

 社会復帰訓練のためショートケアに通所されておられる方々による手作りスイーツの数々。皆様のご来店をお待ちしています。

また、通所されておられる方の手作りパワーストーングッズも販売いたしております。(メニュー:パウンドケーキ、プリンetc. 五拾円~百五十円 也