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診療案内
診療案内

初めて受診される方へ

当院は初めて受診される方のお話をお聞きする時間を十分におとりするため、まずお電話にて初診日のご予約を受け付けております。受診しようかと迷っておられる方も、是非一度お電話にてご相談ください。

TEL:092-717-8281

料金について

当院では保険診療に基づいて診療を行っております。国民健康保険や社会保険では一般に3割負担となっていますが、自立支援医療を申請されておられる患者様は1割負担となります。

一般の診療

保険種別に多少の差はありますが、健康保険のご利用(3割負担)の場合初診料2300~3100円程度、再診料は1400~2200円程度です。ここに検査代やお薬を処方する場合、薬剤費が加わります。 (セカンドオピニオン、紹介状の有無などで特別に料金は設定いたしておりません。 一般診療の範囲内での診療に心掛けております。)

通所リハビリテーション

リハビリテーションとしてショートケアをご利用の方は健康保険のご利用(3割負担)の場合、1日のご利用につき1100円程度です。 自立支援医療制度を申請されておられる方は1割負担となりますので370円です。

各種検査

当院では特殊な知能検査としてウェクスラー知能検査(WAIS、WISC)を行っております。検査時間は約2時間半程度で、料金は1400円程度です。

精神分析療法

一回50分間の時間をおとりするこの治療は通常の診療時間では困難なため、時間外診療を行うため自費診療とさせていただいております。

児童発達障害外来

子供さんの脳神経の成長・発達には個人差があり、成長していくなかでそれが個性となってその子らしさが表れていきます。
しかし、時にこの発達に著しい偏りがあるとそれがその子の性格を超え、行動が周囲と馴染まない(落ち着かない・よく注意される・乱暴すぎる)、学習能力に大きなムラがある、他者との意思の疎通が困難、などといった困った状況に陥ることがあります。つまり発達障害とは病気ではなく、その人の生来的な性質を指しています。
従って他の病気のように、症状を完全に治したり消したりすることを目指すのではなく、より良い方向に成長する手助けが必要です。
また近年は子供さんだけでなく、成人した大人の方もこれに悩んで精神科を受診されることが増えてきました。
それほど短気な性格でもなく学生時代もごく普通に過ごしたのに、せっかく就職した会社に適応できない、仕事が上手く覚えられないという明確な理由で落ち込み、精神科を転々とするような場合です。

医学的に云う発達障害には大きく分けると「多動性発達障害」「学習障害」「広汎性発達障害」があり、改善の基本は日常生活の訓練なのですが、このうち多動性発達障害(一般にはADHDと呼ばれています)には薬で状態を改善できるものがあります。

発達障害の診断には特別な検査などはなく生活や学校での行動や適応を詳細にお尋ねすることで行います。また補助的診断として、脳機能の働きを正確に知るための知能検査として、WAIS‐Ⅲ、WISC‐Ⅳを行っています。なお、大人の発達障害の診療は受け付けておりません。何卒ご了承ください。

精神科リハビリテーション

リワークラボとは

医師とのカウンセリングや薬物療法だけでは十分に回復しない病気もあります。辛い症状のせいでよく眠れず元気がない日が長く続くと、生活リズムが乱れてしまい、健康さを取り戻すのが難しくなります。
当院では日常生活に戻るための6つのリハビリ訓練を用意しています。
ラボ(ラボラトリー)とは研究や実験を意味する言葉ですが、改めて自分の体や心を研究し直し、無理のない生活を取り戻すための「自分研究所」です。
アンジェ心療クリニックでは十分なスペースの集団療法室を備え、精神科ショートケア(3時間/回、2回/日)という枠組みで以下のような集団活動を行っています。

内容

手工芸ラボ 細かな手作業を通して物作りの楽しさや集中力を取り戻します(出来た作品は時々院内でも販売しています)。
フィジカルトライ
(ヨガ)・(スポーツ)
療養によって衰えた体力を復活させ、日常生活から仕事に復帰するための体力づくりを行います。
フードラボ 自分が食べる食事を作る~飲食店で就労するまでの調理訓練と栄養の基礎知識を学びます。
コミュニケーションラボ 対人関係における自然な会話や仕事も含めた社会生活で必要なコミュニケーションを仲間と共に学び練習します
デスクワークラボ 現在の作業能力を検査し、自分に合った負荷でパソコン訓練を中心に事務作業に特化した訓練を行います。
就活ラボ 院内の訓練だけでなく、みんなで外出し作業所やハローワークなどの見学を通して就労の手続きを学んだり、時にはお散歩もする元気になるための自由な活動です。

集団精神療法の理論

一人でいる時は大丈夫でも、人前に出るとひどく緊張したり不安になったりする方がいます。このように、他人との対人関係の持ち方のなかに病気の原因がある場合、医師との1対1のカウンセリングだけではなく集団での治療が有効な場合があります。集団という形には個人療法では治せない病気を治す力があり、アンジェ心療クリニックで行う集団活動はすべて集団精神療法の理論に則って運営しています。